代表ダグトリオ
どうも、お久しブリーフです。
岡山へ日帰り旅行に行って来ました。
京都へ帰路につく傍ら、疲れ果てて電車の席で船を漕いでいる両親を尻目にブログを書く親不孝者です。
電車に乗っていても窓から田んぼしか見えないし、生憎の悪天候により空は隙間すらなく
景色もへったくれもありません。
誰か空に向かって破魔天光して下さい。
先日5周年を迎えたDQMSL。
何度大会に参加したか正直覚えていませんが、覇道鬼帝の仲間達のおかげでようやく長年の悲願である決勝の舞台への切符を手に入れることが出来ました。
ありがとう、時旅のおっさん。
ありがとう、キティ好きのおば...お姉さん!
もう大会へ手作りケーキを差し入れしに交通費3万円払う男とか福引を回すことが取り柄の汚言症廃課金とは言わせません。
今回の関東予選で使用したPTです。
例によって代表のPTは後日、特設サイトにて掲載されるそうなので他のPTにつきましてはそちらをご確認下さい。
結局2PT目を使ったのは時旅のおっさんこと時旅人つば九郎さんだけでした。
超魔王りゅうおうの登場で若干使いにくくなったデスピサロではありますが、LSのHP30%の強さは未だ健在で驚異的な素早さで生半可な系統PTすら抜き去ります。
具には泣く子も黙る超りゅうおうを加えたシンプルなPTです。
戦法は基本的にハヌマーンが先手で鉄砲玉として相手のバフ解除や身代わりを崩しつつ、デスピサロが続いて切り込んで主力を潰しに行き、身代わり2枚で時間を稼ぎながら3ラウンド目まで粘って超りゅうおうで強引に勝利をもぎ取ります。
ぶっちゃけ超りゅうおう任せです。
戦績は3勝2敗でした。
オムドはもちろん、マ素やスラパにも勝てたので割と頑張った方だと思います。
後者はかなりギリギリでしたが...
決勝はレジェンドトリオの方々と死闘を繰り広げました。
先鋒のつば九郎さんと中堅のゆきえさんが快勝して非常に有利な展開になりました。
この勢いで僕が勝負を決める...。
そう気を引き締めて臨んだ大将戦。
3戦目はジェマ率いる速攻PTと対峙。
相手のPTについては詳しくは語りませんが、Twitterでもネタにされている決勝での僕の采配について語らせて頂きます。
ジェマの見え見えの斬撃予測にデスピサロで切り込みに行った件につきましては皆さんから総出でツッコまれましたが、実は理由があります。
ええ、確かに身代わりも風が吹けば飛ぶような薄い壁でした。
あのメスガキも明らかに斬撃予測しそうな顔をしていました。
しかし相手は我々と同じ決勝まで勝ち上がって来た猛者の中の猛者。
こちらが予測を読んでいると踏んで別の手段を講じて来る可能性も考えられました。
だからこそ僕は『どちらに転んでも良い』策を選びました。
ジェマはイオが弱点です。
賢者の杖で底上げした奥義イオナズンは即死には届かずとも、精霊の守りを貼ろうとも致命傷を負わせることが出来ます。
またデスピサロはスキルライン実装によりダメージ30%カットが付いています。
故に予測で反射されてもほぼ耐え切ることはスパーで折り込み済みでしたので、イオナズンで虫の息になったジェマを追撃で落とすことが出来る。
...
...
はずでした。
ええ、ハヌマーンが相手に先手で潰されるまでは。
つまり何が言いたいかというと、一番のミスは斬撃予測に突っ込んだことではなくハヌマーンを守らなかったことです。
デスピサロのダメバリを剥がされれば予測で反射死確定になるので身代わりは必須。
超りゅうおうは万が一、相手がこちらの動きを読んで予測せずに攻めて来るケース、あるいはタップや単純に身代わりして来る可能性を考えると超りゅうおうも守りたい。
まぁ後から冷静に相手の立場になって考えるとハヌマーンを狙うのが大安定だということに気づいた訳ですが...。
その後については観戦された皆さんはご存知の通り、敢え無く大敗を喫したわけです。
しかしながら、続く4戦目でつば九郎さんが見事に勝利して下さったおかげで代表三銃士として決勝へ進むことが出来ました。
実を言うと、僕はこの三銃士ルールというものが嫌いでした。
一人ならいつも通りのぼくのかんがえた最強のPTを組めるし、たとえそれで負けたとしても全力を出した結果なので悔いは残りません。多分。
しかし三人ともなると話は別です。
皆さんもDQMSLプレイヤーならお分かりの通り、三人で使用モンスターが被ることなくPTを組むのは至難の業です。
何より三人揃えることがまず敷居が高すぎます。
体育の授業かよ。
チーム機能がまともに機能していない以上、SNSの使用はほぼ大前提のルールと言えます。
しかも今回に至っては6PTで被りなしです。
なんせ個々の課金の差によって手持ちモンスターもまた同様にバラつきが出てしまうため組めるPTに限りがあったり、魔人やディアノーグといった強力な討伐モンスターも取り合いになってしまいます。
故に組むPTに妥協が生まれてしまった日には、モヤモヤした気持ちで大会当日を迎えることになるケースも珍しくはないと思います。
そしていざ負けてしまうとついこう考えてしまうのです。
いつものPTなら負けなかったのにと。
一方で無理を言って好きなモンスターを使わせてもらったのに負けてしまった日には罪悪感で居た堪れない気持ちになること請け合いです。
極めつけは、急用が出来て大会当日に参加出来なくなることです。
一人でも欠けてしまえば出場は勿論のこと、順調に勝ち進んでも途中で抜けることになれば連帯責任で失格は免れません。
まぁこの点に関しては流石に考え過ぎだと言われればそれまでですが...。
という感じでルール発表から数日の間、行動する前から後ろ向きなことをウダウダと考えていました。
そして実際に臨んだ関東予選。
危なげな場面もありましたが、お互いがカバーしあいながら決勝まで進むことが出来ました。
果たしてこれは運が良かっただけでしょうか?
そんなわけないと思います。
勝者なら何とでも言えるし、結果論じゃないかと言われればそれまでかもしれません。
しかし参加すると決めた以上はチームメイトには迷惑をかけたくはないし、何より中途半端な気持ちで当日を迎えたくはないと常に考えていました。
ストレスはありました。
勿論不満だってありました。
それでも絶対に勝ちたいからこそ、酒乱拳道場を立ち上げて綿密にPTを試行錯誤しながら切れるカードで最適解を探しました。
こんな僕の下に集って下さった門下生の方々には正直頭が上がりません。
そして幸いなことに僕以外の二人は手持ちが潤っていたし、僕自身も結果的には最高のPTを組むことが出来ました。
だからこれで負けても悔いはないと思っていました。
もしかすると僕は今まで真面目に大会に対して取り組んだことが無かったのかもしれません。
以前までの僕はDQMSLのことを所詮は沢山課金して乱数を制した人が勝つ運ゲーだと何処かで考えていたんだと思います。
先月なんか私設大会の決勝戦でゴルゴナに種を振り忘れて六芒魔法陣を撃てないという初歩的なミスをやらかしましたし(それ抜きでも負けていましたが)
自分一人ならまだしもチームのためにも負けられない。
もしかするとつば九郎さんやゆきえさんも同じことを考えていたのかもしれません。
だからこそ必死になれたし、失敗しても仲間がカバーしてくれる。
結果的には決勝での僕の読みは大外れでしたが、そのミスをつば九郎さんが想像の何倍も上回るレベルで帳消しにして下さいました。
上手く言葉には出来ませんが、今回の最強三銃士決定戦は僕に足りなかった何かを学ぶきっかけになったということは間違いないと思います。
その何かが一体どのようなものなのかはきっと決勝の舞台を通じて見えて来るのかもしれません。
ちょっと途中で感情的になってしまい何が言いたいのか分からなくなっちゃいました、すみません。
ところでこの電車、一体いつになったら京都に着くんだよ......。
終わります。